借金が減らせるかどうか今すぐ診断できます!

筆者も450万円の借金がゼロになりました

借金減額診断(無料です)はこちら

(当サイトを訪問した8人のうち7人が診断しました。)

債務整理費用は法テラスで抑えられる?筆者の体験談も詳しく紹介!

この記事では、債務整理の費用をおさえるために法テラスを活用する方法を紹介します。

 

法テラスは国が設置する公的機関であり、誰もが気軽に法的サービスを受けられるよう、各都道府県に設置されています。

 

しかし、誰もが一律に利用できるわけではなく、手続きするには一定の条件を備えていなければいけません。

 

そこで今回は、法テラスを利用して債務整理する方法を紹介します。

 

「お金がないから債務整理できない」とお悩みでしたら、ぜひ参考にしてください。

法テラスのメリットとデメリットを解説

 

債務整理の費用を安くする方法として、法テラスの民事法律扶助制度を利用するという方法があります。

 

法テラスは、収入や資産が一定額以下の方に、無料相談や費用の立て替えなどのサービスを提供する国の機関です。

 

債務整理を行う場合、法テラスに申し込むと、弁護士や司法書士の費用を安く抑えることができるのです。

 

法テラスのメリットは、以下のとおりです。

 

  • 3回まで無料の法律相談を受けられる
  • 立替払いを利用できる
  • 費用を安く抑えられる

筆者は法テラスを利用して弁護士を紹介してもらいました。
通常、弁護士との相談には30分5,000円などの報酬基準が設けられていますが、3回までは無料でしたので色んな質問をして不安を解消しました。

 

一方で、法テラスにはデメリットもあります。

 

  • 飛び込み相談では、弁護士や司法書士を選べない
  • 弁護士や司法書士が熱心に対応してくれない懸念がある
  • スタッフ弁護士には経験の浅い弁護士が多い
  • 審査が通るまで時間がかかる

筆者は法テラスで弁護士事務所の連絡先を教えてもらいました。
法テラスに登録している弁護士事務所のなかから、自分に合った事務所を選びます。
弁護士事務所ならどこでも良いというわけではなく、地理的にあまり遠くないことは必須の条件です。
正式契約後は、複数回にわたって弁護士事務所に行く必要があります。

また、法テラスの民事法律扶助制度を利用するには、以下の条件を満たす必要があります。

収入や資産が一定の基準以下であること

法テラスの利用基準は、以下の表で示す額が定められています。

 

家族構成 収入の基準額 一級地に居住する場合の基準額(収入額) 家賃や住宅ローンを負担している場合に加算できる限度額
単身者 182,000円 200,200円 41,000円(53,000円)
2人家族 251,000円 276,100円 53,000円(68,000円)
3人家族 272,000円 299,200円 66,000円(85,000円)
4人家族 299,000円 328,900円 71,000円(92,000円)
5人家族 329,000円 361,900円 101,000円(125,000円)
6人家族 359,000円 394,900円 131,000円(158,000円)

勝訴の見込みがないとはいえないこと

「勝訴の見込みがないとはいえないこと」とは、訴訟において、申込者の主張が正当であると認められる可能性があることをいいます。

 

また、弁護士や司法書士の助けを借りて、調停や和解などの方法で紛争を解決できる見込みがあることも含みます。

 

つまり、申込者の法的利益が守られると期待できることが必要です。

 

ただし、この判断は裁判所が個別に行うので、一概にはいえません。

民事法律扶助の趣旨に適すること

民事法律扶助の趣旨に適することとは、以下のような意味です。

 

  • 申込者が法的に正当な主張や請求を行うことができること
  • 申込者が法的に保護されるべき利益を有すること
  • 申込者が法的に必要な手続きを行うことができること
  • 申込者が法的に不利益を被らないようにすること

 

また、民事法律扶助の趣旨の内容とは、以下のようなものです。

 

  • 資力の乏しい方が法的トラブルにあったときに、法律相談や法的手続きを行うことができるようにすること
  • 法的に正当な権利や利益を実現することができるようにすること
  • 法的に不当な損害や不利益を防止することができるようにすること
  • 法的に平等な立場で紛争を解決することができるようにすること

 

つまり、法テラスの民事法律扶助制度を利用することで、債務整理を利用しやすくしているのです。

私は予約無しで法テラスを訪問し、債務整理を検討している旨を担当者に話しました。
その日は予約が少なくてスタッフがすぐに対応してくれましたが、アポ無しで訪問するとしばらく待たされる場合もあります。
基本的には電話で相談日や時間の予約を取ったうえで訪問するのが良いと思います。

法テラスで債務整理する前に知っておきたいこと

 

法テラスで債務整理を依頼する前に知っておきたいことは、以下のとおりです。

 

費用
法テラスの民事法律扶助制度を利用すると、弁護士費用を安く抑えることができます。

 

任意整理事件

1社 実費10,000円、着手金33,000円

 

2社 実費15,000円、着手金49,500円

3社 実費20,000円、着手金66,000円

4社 実費20,000円、着手金88,000円

5社 実費25,000円、着手金110,000円

6~10社 実費25,000円、着手金154,000円

11~20社 実費30,000円、着手金176,000円

21社以上 実費35,000円、着手金198,000円

 

過払金がある場合、別途、報酬金がかかります。

自己破産事件

1~10社 実費23,000円、着手金132,000円

 

11~20社 実費23,000円、着手金154,000円

21社以上 実費23,000円、着手金187,000円

 

過払金がある場合、別途、報酬金がかかります。

民事再生事件(個人再生)

1~10社 実費35,000円、着手金165,000円

 

11~20社 実費35,000円、着手金187,000円

21社以上 実費35,000円、着手金220,000円

 

過払金がある場合、別途、報酬金がかかります。

引用元:日本司法支援センター 法テラス

 

ただし、利用するには収入や資産が一定額以下であることなどの条件があります。

 

審査の流れ
法テラスに電話して無料法律相談の予約をとります。
相談の結果、弁護士に依頼したい場合は、民事法律扶助の申し込みをします。
必要書類を提出し、審査が通れば、弁護士と法テラスとの三面契約を結びます。

注意点
法テラスを利用すると、審査に時間がかかることや、担当する弁護士が債務整理の経験が少ないこともあります。
また、和解後の支払いを滞納した場合は、新たに弁護士を探さなければならないこともあります。

筆者は当初、法テラスを利用すると債務整理費用が安くなったり、分割払いができたりすることを知りませんでした。

 

分割払いも月々5千円または1万円という少額で対応してもらえましたので、まとまった額を用意しておく必要はありません。

法テラスで債務整理する条件や審査期間、申し込み方法

 

法テラスを利用するには、以下のような流れで申し込みます。

 

  1. まずは電話で相談窓口や法制度の情報を知りたい場合は、法テラス・サポートダイヤルに電話またはメールで問い合わせます。


  2. 無料の法律相談を受けたい場合は、法テラス・サポートダイヤルに電話、または、法テラス法律相談予約サービスを利用して、インターネットで予約を取ることもできます。

    無料相談を受けるには、収入や資産が一定額以下であることなどの利用条件を満たしている必要があります。

    この利用条件は、電話での口頭審査で確認されます。

    無料相談は、1回30分程度を目安に同一問題につき3回まで利用可能です。


  3. 弁護士や司法書士に依頼をしたい場合は、無料相談の後に、法テラスに対して弁護士費用等の立替えの申し込みをします。

    立替えを受けるには、収入や資産が一定額以下であることなどの利用条件を満たしている必要があります。

    この利用条件は、書類審査で確認されます。書類審査には、収入証明書や預貯金通帳などの必要書類を提出する必要があります。

    書類審査の結果は、約2週間から1ヶ月ほどで通知されます。審査に合格すれば、弁護士費用等の立替えが開始されます。

    立替えを受けた後は、法テラスに対して毎月1万円または5,000円の分割払いで費用を返済していくことになります。

 

債務整理の費用については、事前に相談して明確にすることが大切です。

 

費用が高いと感じた場合は、他の事務所と比較したり、交渉したりすることもできます。

 

債務整理は、借金の問題を解決するための手段ですので、費用の負担が大きくならないように注意しましょう。

債務整理費用は法テラスで抑えられる?筆者の体験談も詳しく紹介!まとめ

今回は、法テラスを利用して債務整理の手続きをおこなう方法を紹介しました。

 

法テラスは、お金がない方でも債務整理できるためのサービスを提供しています。

 

しかし、法テラスのサービスを利用するためには一定の条件を備えていなければいけないこともご理解いただけたかと思います。

 

あなたが法テラスの利用条件を満たしているかわかりませんが、債務整理するお金がないという理由でお悩みでしたら、相談してみる価値はあります。

 

悩んでいても借金問題は絶対に解決しませんので、まずは法テラスに電話してみることをおすすめします。