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債務整理後に車を買う方法と注意点|自動車ローンの審査基準やブラックリストの期間を解説

この記事では、債務整理後に車を買う方法と注意点について詳しく解説します。

 

債務整理をしたことで信用情報に傷がつき、自動車ローンの審査に通りにくくなったという方は多いのではないでしょうか。

 

車は生活に必要なものであると同時に、夢や希望を持つものでもあります。

 

筆者も車が好きですから、債務整理後でも諦めずに車を手に入れたいという方の気持ちがよくわかります。

 

しかし、車を購入するには、金利や返済額、ランニングコストなどを考慮する必要があります。

 

また、債務整理の種類によっても車の取り扱いがことなるので注意しなければいけません。

 

そこで、この記事では、債務整理後に車を買う方法と注意点を、自動車ローンの審査基準やブラックリストの期間などを具体的に解説します。

 

債務整理後でも車を購入するためのコツを知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

債務整理後に車を買う方法とは

 

中古車を現金で購入する

債務整理後は、信用情報に事故情報が登録されるため、ローンで車を購入するのは難しくなります。

 

そのため、現金で中古車を一括購入するのが一番確実な方法です。

 

ただし、クレジットカードを使っての一括払いはできません。

 

自己破産や個人再生をした場合、カード会社からクレジットカードを解約される可能性が高いからです。

 

現金で中古車を購入する場合は、予算に合わせて車の状態や走行距離などを確認しましょう。

 

また、車検や税金、保険など、車を購入すると必要になる「ランニングコスト」も考慮する必要があります。

家族名義でローンを組む

債務整理をしても家族に影響はありませんので、車を家族名義にすることで購入できます。

 

その場合は一括払いだけではなく、ローンを組んでの購入も可能です。

 

ただし、家族が個人再生や自己破産などの債務整理、クレジットカードの支払いの延滞などを起こしていないことが条件です

 

また、家族に迷惑をかけないように、ローンの返済はきちんと行う必要があります。

 

この方法は、家族との信頼関係がある場合に限られますので、注意してください。

事故情報が消えるまで待つ

事故情報は一定期間経つと信用情報機関から削除されます。

 

信用情報機関にはCIC、JICC、KSCの三種類がありますが、個人再生の場合は、完済から5年か、手続開始決定日から10年のいずれか遅い方で削除されます。

 

事故情報が削除されれば、ローンを組むことができます。

 

ただし、社内ブラックと呼ばれる、過去の債務整理の履歴を記録している会社もありますので、審査に通るとは限りません。

 

事故情報が消えるのを待ってから購入するのは、時間がかかるというデメリットがありますが、安定した収入があれば、比較的審査に通りやすくなります。

筆者は自己破産したのですが、手続きから8年経った現在でも、Rカードの発行は審査が通りません。
債務整理の対象となった金額は8万円以下だったと思いますが、厳しい会社は厳しいのです。

債務整理後に自動車ローンの審査に通るためのコツ

 

信用情報の確認と改善

債務整理をすると、信用情報機関に事故情報が登録され、一定期間はローン審査に通りにくくなります。

 

そのため、ローンを組む前に、自分の信用情報が回復しているかどうかを確認することが大切です。

 

信用情報機関には、シー・アイ・シー(CIC)、日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)の3つがあり、それぞれに自分の信用情報を照会する方法があります。

 

事故情報の登録期間は、債務整理の方法や信用情報機関によってことなりますが、一般的には5年から7年程度です。

 

事故情報が消えていることを確認したら、次のステップに進みましょう。

低金利のローンを選ぶ

ローン審査に通りやすくするためには、金利の低いローンを選ぶことが有効です。

 

金利が低いということは、返済能力が高いということを示すからです。

 

金利は、ローン会社や販売店によってことなりますが、一般的には銀行系のローンが最も低く、次に信販系、消費者金融系、自社ローンの順に高くなります。

 

ただし、金利だけでなく、審査基準や条件も比較する必要があります。

 

たとえば、銀行系のローンは金利が低いですが、審査が厳しいです。

 

自社ローンは金利が高いですが、審査が緩いという特徴があります。

 

自分の収入や借入希望額などに合わせて、最適なローンを選ぶことが大切です。

頭金や保証人を用意する

 ローン審査に通りやすくするためには、頭金や保証人を用意することも有効です。

 

頭金とは、車の購入時に一括で支払う金額のことで、頭金が多いほど、ローンの残高や返済額が減ります。

 

これは、返済能力が高いということを示すからです。

 

一般的には、車の価格の10%以上の頭金を用意することが望ましいといわれます。

 

保証人とは、ローンの返済ができなくなった場合に、代わりに返済する義務を負う人のことで、保証人がいると、ローン会社のリスクが減ります。

 

これは、返済の保証があるということを示すからです。

 

一般的には、配偶者や親などの身近な人が保証人になることが多いですが、保証人になることの責任やリスクを十分に説明し、同意を得ることが必要です。

債務整理後に車を買う際の注意点

 

自動車税や保険料などのランニングコストを考慮する

車を購入するときは、車の価格だけでなく、自動車税や保険料、ガソリン代などのランニングコストも考慮する必要があります。

 

 債務整理後は、生活費や再生計画の返済額などをしっかり管理しなければなりませんので、ランニングコストが高い車は避けるべきです。

 

たとえば、債務総額が500万円で個人再生をした場合、最低弁済額は100万円になり、月々の返済額は約2万円になります。
これにランニングコストが月々3万円かかるとすると、車だけで月々5万円の支出が発生することになります。

 

 これは、債務整理後の生活に大きな負担となりますので、ランニングコストが安い車を選ぶことが大切です。

債務整理の種類によって自動車の扱いが異なる

債務整理には任意整理、個人再生、自己破産の3つの種類があり、それぞれによって自動車の扱いが異なります。

 

任意整理の場合は、自動車ローンを任意整理の対象に入れなければ車を残すことができますが、自動車ローンを任意整理の対象とした場合は、車を引き上げられてしまいます。

 

個人再生の場合は、自動車ローンが残っていると車を残せない可能性が高いですが、銀行系のマイカーローンや別除権協定によって車を残せることもあります。

 

 自己破産の場合は、車は基本的に処分されますが、生活に必要不可欠な場合や価値が低い場合は車を残せることもあります。

 

このように、債務整理の種類によって車の扱いがことなりますので、自分の状況に合わせて適切な手続きを選ぶことが大切です。

別除権協定とは、破産や民事再生などの債務整理手続きにおいて、債権者が別除権を行使しないことと、債務者が相当額を支払うことを約束する合意のことです。

 

別除権とは、債権者が破産財団や再生債務者に属する特定の財産について、他の債権者に優先して債権を取り立てや回収できる権利のことです3。別除権の対象となる権利には、先取特権、質権、抵当権などがあります。

 

別除権協定を結ぶことで、債務者は担保にした財産を失うことを避けられる可能性がありますが、債権者との交渉や裁判所の許可が必要になります。

自社ローンは利息が高いので注意する

債務整理後は、信用情報機関に事故情報が登録されるため、一般的なローン会社からの借入が難しくなります。

 

そのため、車を購入する際には、自社ローンと呼ばれる販売店独自のローンを利用することになるかもしれません。

 

しかし、自社ローンは利息が高いので注意が必要です。

 

たとえば、車の価格が100万円で、自社ローンの金利が18%だとすると、5年間で返済する場合の月々の支払額は約2万6千円になります。

 

これにランニングコストが月々3万円かかるとすると、車だけで月々約9万円の支出が発生します。

 

これは、債務整理後の生活に大きな負担となりますので、自社ローンを利用する場合は、金利や返済期間などをよく確認することが大切です。

債務整理後に車を買う方法と注意点|自動車ローンの審査基準やブラックリストの期間を解説まとめ

この記事では、債務整理後に車を買う方法と注意点について解説しました。

 

債務整理後であっても、車を残せる場合や車を購入するにあたってのコツをご理解頂けたかと思います。

 

筆者も車が好きですが、自己破産したため現在は軽自動車の中古を所有しています。

 

しかし、そろそろブラックリストの期間も満了を迎えるため、少し程度の良いクルマに新調しようかとも考えています。

 

いずれにせよ、債務整理後に車を維持したり、新しい車を購入したりすることは簡単ではありません。

 

この記事でまとめた内容を参考にしていただき、あなたに最適な方法で車を手に入れてください。